2024/11/11

「とにかく人のことが大好き」なドボジョ Chance Making Story #21  宮本咲子さんのStory

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美容業界の内定を蹴って土木の道へ

――どんな学生時代でしたか?

ボランティアとアルバイトを頑張っていましたね。大学では養護教諭の専攻でした。子どもたちのために学生が中心になって調理や製作、劇などの企画を考えて運営するボランティアサークルに参加していました。夏休みには4泊5日の長期イベントも開催していたんですが、大切な命を預かるので、ハサミの使い方ひとつとっても危険要因をなくせるように何度もリハをやって本番を迎えた記憶があります。アルバイトでは、飲食店と銀行を4年間続けていました。

――ウィルオブ・コンストラクションを選んだきっかけは?

就活では“人”を軸にしていたのですが、内定をいただいたあとにこれだけ社員の方や内定者の方と交流がある会社はなかったんです。入社前に本当に多くの方と接する機会がありましたが、本当に皆さん素敵な人で。一緒に切磋琢磨できる、熱くなれる人たちと仕事がしたいという思いが強かったんですが、一人ひとりのモチベーションが本当に高くて、”熱さ”を感じられたのは大きな理由の一つですね。

もう一つは、「Believe in Your Possibility」というウィルオブ・コンストラクションが掲げているバリューに共感したからです。私は何よりも”人”が好きで、人の可能性を信じたい、人の可能性を引き出したいと考えていたので、私の考えと「Believe in Your Possibility」というバリューがぴったりはまって。「これ、自分と同じじゃん!」と思っちゃいました。

なので、大学で専攻していた養護教諭の道も考えていましたし、ホテルやエステ・美容などのまったくの別業界からも内定をいただいてはいたんですが、ウィルオブ・コンストラクションを選びました。

#21_1入社式では代表者挨拶に抜擢

――いまはどんな現場で働いているんですか?

下水道の貯留施設を整備するために、シールドマシンという機械で地下にトンネルを掘る工事を担当しています。具体的には、このシールドマシンを搬入するための立坑と呼ばれる穴をニューマチックケーソンという工法で地面に垂直に掘っていくチームに配属されています。

業務としては、施工写真を撮ったり、測量や墨出しをすることが多いですね。あとは、公共工事なので発注者の方が立会に来られること多くて、そのための準備をすることも多いです。たとえば、現場パトロールの際の指摘事項をまとめたり、水位変動を観測してグラフにまとめたり、暑さ指数(WBGT)を計測して作業員さんの休憩時間をまとめたり。働き方改革のモデル現場になっていることもあって、数値の管理には厳しいですね。

ほかにも、現場が住宅街にあるので、市民センターへ住民説明会に行ったり、見学に来られた学生さんの対応だったり、イレギュラーな業務もたくさんあります。

“人の可能性”を引き出せる人間になりたい

――施工管理1年目として働いてみてどうですか?

初めて出会うものだらけで、分からないことばっかりなんですけど、私はそれがすごく楽しいです。私はいま土木の現場で働いているんです。これまでは”インフラ”のことをあまり意識せずに生きてきたんですけど、仕事を通してよりインフラや土木のありがたみを知ることができましたし、私自身が社会を支えているんだって実感もあって。とくにいま担当している工事では、降水量が増えることで汚水が海や川にあふれ出してしまって水質を悪化させている状況から自然環境や住民環境を守るための工事なので、やりがいを感じます。

あとは、墨出しであったり沈下測量などの業務も任せてくださるようになって、少しずつ認めてもらえてるようになったんだなと感じますし、成長している実感もあります。

――働いていて大変なことはありますか?

私は体力に自信があるのでキツイと感じることはそれほどないんですけど、それでも配属当初はフルハーネスやヘルメットをずっと着けているので重かったですね。それに施工管理は現場のことを一番分かっていなければならないポジションなので日中はずっと現場に常駐しているんですけど、猛暑の中で1日に足場を何十回と昇り降りすることもありますし。職人さんに安全に働いてもらうためには、WBGTも常に意識しておかなければならないので、気を抜けない時間が続くのは大変ですね。

――今後の目標は?

まずは”施工管理”をちゃんとできるようになりたいなって思っています。施工管理はいわゆる5大管理(品質管理、原価管理、工程管理、安全管理、環境管理)をする仕事ですが、このうち入社当初はまず安全管理をしっかりできるようにしようというところから入るんです。なので、今後は技術面、たとえば数量計算や業者さんとの調整にも関わっていって、できる仕事を増やしていきたいです。

あとは、同期と話している中で現場によって環境や担当する業務も様々だなと感じているので、私と同じように未経験から建設業界に挑戦する後輩たちをサポートできるように、人の可能性を引き出せるような仕事にも挑戦してみたいなと考えています。

宮本咲子さんプロフィール

国立大学の教育学部を卒業後、ウィルオブ・コンストラクションに入社。下水道の整備工事現場を担当。

宮本咲子さんのStoryはこれからも続きます。
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株式会社ウィルオブ・コンストラクションでは、
これまで多くの建設技術者の方々の転職活動をサポートしてきました。
当社を通じて転職に成功された方々の事例の一部をご紹介します。

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