2025/01/15

自分にベクトルを向けるきっかけになった Chance Making Story #25  茂木貴弘さんのStory

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俺、自分の将来のこと考えたことなかったな…

――ウィルオブ・コンストラクションに入社したきっかけは?

「自分の将来について考えるきっかけを与えてくれたから」というのが大きいですね。初めてウィルオブ・コンストラクションを知ったのは人材会社が主催するイベントだったんですが、登壇した人事の方が「将来の夢について語ろうよ」って言ったんですよ。

「説明会なのに、なんでそんなことを言うんだろう」と思ったんですけど、それと同時に「俺、自分の将来のこと考えたことなかったな…」ということに気づいたんです。

インターンとかアルバイトとか大学の研究とか、とにかく忙しく頑張ることが自分の成長につながるだろうとそのときは思っていたんですけど、その経験から何を得たかと聞かれたら自信を持って話せることってなかったし、忙しさにかまけて自分の将来を考えようとしていなかったんですね。

そんな状況だったからこそ、あの言葉が印象に残っていますし、あの言葉をきっかけにして「そもそも自分って何やりたいんだろう?」と自分自身にベクトルを向けるきっかけになったことが入社した大きな理由ですね。

――いまはどんな仕事を担当していますか?

主に非常用発電機の設置工事を担当しています。日本では災害が激甚化していますが、非常用発電機は何かトラブルがあって停電になった際に緊急で電気を供給するために必要なものになります。

具体的な業務内容としては、現場勤務と本社での内勤に分けれられていて、現場では発電機を搬入するためのトラックやラフタークレーンが現場に入れるように準備や、既設の発電機の点検などを行っています。

内勤では事務作業が多いですね。基本的には、発電機を設置するうえで消防庁に届け出る資料の作成が多いです。作業としては地味な面もありますが、自分が作成した届け出が消防庁に提出されなければ発電機を設置できないですし始動することもできないので、地味ではあっても重要な作業の一つだと考えています。

――社会人になってから半年経って、心境の変化はありますか?

入社してからの半年はあっという間でしたね。緊張しながら配属先に行った初日が懐かしいです。

社会人になって感じることは、仕事って自分で探しに行くものだということですね。僕の配属先では現場に行かずに本社で事務作業を行うことも多いのですが、どうしても仕事が少ない時間帯があるんです。

そんなときにも自分なりに考えて、仕事を見つけるようにしていて、すると仕事を探していくこと自体が面白くなっているなと最近感じています。自分にできることは何だろうかと考える癖もついてきたと思います。

周りの人に気づきを与えられる存在になりたい

――働いていて楽しさややりがいを感じる瞬間は?

自分で仕事のやり方を工夫できることですね。僕の配属先では先輩たちから細かく指示をされることはないので、自分で考えて仕事を進めていく必要あるんです。

なので、届出ひとつ作るにしても、バラバラのデータを整理したり、ファイリングしたりと作業自体は単純なんですけど、「じゃあ、この業務をどうやったら面白くできるか」と考えて、一部を作るのに何分かかるかタイムトライアルをしたりしています。

そうするとゲーム感覚でできるうえに業務量もこなせていけるんです。自分なりの工夫を考えるようになってから、仕事も楽しくなってきましたね。

――大変だった経験は?

どうしても現場での経験がより重視される業界なのかなと感じています。以前、職人さんから「ああ、君は分かんないか」と言われたことがあるんです。そのとき、何も言い返せなかったんですよね。悔しかったですけど、そのとおりではあるので。

事前に現場内の地図や業務内容などを把握していたつもりでも、いざ現場に入ると状況がまったく異なっていることも多いので、自分は何をすればいいのか分からなくなってしまうことがあるんです。

資格を取得するにも実務経験年数が必要ですし、現場経験をとおして業務を理解していく、職人さんとの関係の築き方を学んでいく部分が大きいなと感じています。

それでも自分にできること、貢献できることは絶対あるはずなので、それをまだまだ探しきれていない、行動で示せていないところが自分の課題だと痛感しています。

――今後の目標を教えてください。

周りの人に気づきを与えられるような存在になりたいと思ってます。誰かからアドバイスをもらう場面って多いと思うんですけど、その言葉って次の日には忘れていることがほとんどですよね。他人の言葉で自分自身が変わることってなかなかない。

それでも、僕はウィルオブ・コンストラクションの人事の方の一言で、自分の将来について考える重要性に気づきましたし、自分にベクトルを向けるようになりました。

僕も「あの一言で、自分の将来について考えるきっかけになりました」と誰かに思ってもらえる機会をつくりたいですし、そういう人間でありたいですね。

茂木貴弘さんプロフィール

2024年に新卒でウィルオブ・コンストラクションに入社。自動制御設備工事の施工管理を担当。

茂木貴弘さんのStoryはこれからも続きます。
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